バービー人形を燃やす

9日から姫路の工場に実習に行ってとにかく疲れて声も出なくて分かったことは姫路はやたらとイオンとマックスバリュがあること、わたしと関わった男の子がなんとなく「女はクソ」みたいな雑感を得てたとしたら可哀想だなと思う、13日TOEICを大阪経済大学で受験してそのあと大急ぎで心斎橋まで行ったけどタッチの差で羽田圭介さんに会えなかった、くやしいまま堀江歩いてたらスナップに遭遇した、IKEAに行った、IKEAのソーセージは120円でめっちゃおいしい！
今日は家にいても仕方ないのでキングスマンを観に行きました、ほんとうに家を出たくなくてグズってたけどネットでチケットを購入してから劇場に遅刻して入ると自分の指定席にネオギャルが座ってた、ネオギャルはポップコーンを足元にボロボロボロボロボロボロボロボロボロボロボロボロボロボロボロ落としながら、座席の上に体育座り(L座り、とも言いますね)をしながら映画鑑賞、キングスマン面白かったですね、エグジーがフレッドペリー似合ってて

帰りにガールズバーのスカウトにあったけど10代って言ったら剥がしてくれた、知らない男性にうまい棒めんたい味をもらった、家帰って食べたこと、今日１日食べ過ぎたこと、帰ってきたら話すね

マジでつらいけど、自由で退屈でさみしくて希望がある

映画館で観た映画はひつじのショーン バックトゥザホーム よかった 美人もイケメンもおしゃれなものも何一つ映ってないよ

あとイギリスのリアリティー番組の「ビューティースクール〜ハチャメチャ美容アカデミー〜」を２話までみたけどずっと同じ調子でぜんぜん成長がなくて見てられなかった

EMCの遅れた夏の新曲の「いいトゥモロー」をよく聴いてて、EMCが大好き！という気持ちでいっぱいになる

新潮９月号掲載の川上未映子の「苺ジャムから苺をひけば」を読んだ ヘガティーと麦くんの話で、わたしは「ミス・アイスサンドイッチ」での

「誰かにあしたまた会えるってことは会いつづけてるからに決まってるじゃん。会うための約束が必要になって、その約束をするための約束みたいなのも必要になって、どんどん会わなくなっていくんだよ。」

のことをわりとずっと考えてて、小学生最後の学年のヘガティーと麦くんが混然として二人でいられること、もっと言えばふたりで映画をみること、もしかして麦くんってトムクルーズより足が速いんじゃないかって考えること、さよならの挨拶に「アルパチーノ」と言うふたりの決まり事、を考えて胸が熱くなる

そして朝ドラあまちゃんの、ラストの「まだ何もはじまってねえべ！」と言わんばかりに駆け出す
アキちゃんユキちゃんにも同じことを思う
物語の枠を飛び出して、なんの保証もないというのに「きっとどこかで生きているふたり」を確信し、遠目に眺めることでしか物語に参加できないわたしたちは目頭を熱くする
ヘガティーはユーチューバーが嫌い！

まずはじめに好きなひとがいて、好きなひとが自分自身のためだけに生きるやり方を選ばなくてほんとうによかったとおもった
この夏はアリソンフェリックスがめっちゃ足速くて可愛いくてすごかったね、織田裕二は相変わらずウザかったよね

蒼波純さんが小学6年生のときに「将来の夢はたらみゼリー工場で働く、そのためにゼリーをたくさん食べる」って言ってて、わたしはほんとうに大事なことを見失ってるなって思ったんだよね

1人の人間のことを応援する、支持する、幸せを思うことは今までもたくさんあったけど具体的にどういうことなのかは混然としてて、とにかくその意思を表明するしかできなかった
世の中に蒼波純が見つかったとき、はじめて人が人を応援することが目に見えてそれからは具体的に人を応援できるようになった
映画でもなんでも、人が人の幸せを願う場面は象徴的に描かれて、そういうの見ると正しいとおもう、深く安心するけど、現実に生きてるからにはその先に進まなければいけない

夏休みはジュラシックワールドも観れたし、ローグネイションも観れた ジュラシックワールドがほんとおもしろかったなあ 兄弟が両親の離婚協議の間に親戚がやってる恐竜のテーマパークに送られるんだけど、アメリカの家庭環境が悪い兄弟の関係とか家族でいるときの混然とした感じとかがめちゃくちゃリアルだった気がする(そんなの知らないけど)
クリスプラットが元軍人で、今は肉食恐竜と意思疎通できて、汗臭いTシャツ着てて瓶のコーラ飲んでるの似合いすぎてて笑った クリスプラットはスターロードの印象が強いけど、もっとザ アメリカンみたいな役で観たい クリスプラットのインディアナジョーンズがみたいよ

テレビずっと観てると分かるけど、ハウス食品の「まぜてマジック」って商品のＣＭがめちゃくちゃ流れてる まぜねーよって思う わたしは絶対に絶対に絶対にまぜない

留学生でブロンドで太ってるナードっぽい女の子から輸入菓子のめちゃくちゃ甘いチョコレートのにおいがしてアメリカのことしか考えられなくなった
大森靖子の「君と映画」って曲は、映画や音楽や漫画に没頭して人間として大切なことを見失ってはいけない、「君がコンビニまでの道 何度わたしを振り返った」そういう些細なことに気付いて、本物の生活が好きな映画や音楽や漫画の書き写しになってはいけないって曲
劇場版のモテキは高校生のとき劇場に観に行った世代なんだけど、あれもおなじこと言ってるんだと思う そういう気持ちになれたら幸せ
なかなかそういう気持ちになれないし、この町に友達がいないし今週会った誰よりもリンジーローハンのほうが好き

ウィダーインゼリー

昨日の夜10時くらいに家に帰ったらマンションの手前の部屋のドアがすこし開いてて住人のゲロ吐く音が聞こえてた、夜0時過ぎた頃から隣の部屋からaikoのアルバムがはじめっから流れ始めた
世間は夏休みで今朝の9時くらいに阪神百貨店の地下の通路歩いてたら親子連れに四つ橋線はどこから乗れるか聞かれて案内した、本町まで行くって、何しにいくか聞くのが筋なんだろうけどとくに何も生まれなかった
この前の水曜日の夜にインサイドヘッドを観て、本編はこれ以上ないくらいの出来だったけど、やっぱり情報の授業でつくりましたみたいなドリカムと家族写真のスライドショー観るのかなりきつかったから帰りにかかってきた電話でかなり文句いった
映画で特別なことはほとんど語りつくされていて、めちゃくちゃプリミティブなものに回帰してるっていうか、椎名林檎も言ってたんだけどみんな自分にしか興味がないからクリエイターは自分をどんどんすり減らして共感してもらうしかないって、そんなネガティブな言い方しなくてもいいんだけどインサイドヘッドは2015年に観ることに意味があるんじゃないかな

乃木坂のドキュメンタリーで、選抜からもれた松村が「こんなに運営側から推してもらってるのに選ばれなかった、みんな私と仕事したくないってことだよ、わたしには何もない、大学蹴ってまでこんなところに来るんじゃなかった」って言う、選ばれた生駒が「なんでそんな悲しいこと言うの」って言う
映画ブレックファストクラブで、学校で立ち位置の違う生徒どうしが仲良くなれたところで「月曜日からもわたしたち友達だとおもう？」って切り出すと「そんなに上手くはいかない、廊下ですれ違っても目をそらすに決まってる」っていうとジョンは「そんな悲しいこと言うな」みたいに言う
わたしは世間への雑感として「そんなに悲しいこと言わないで」っていうのがずっとある、いつも思ってる、そんなに悲しいこと言わないで

ドラマのド根性ガエルがめちゃくちゃよくてうれしい、みんな生きてて、人が愛されてる
OPがキャストみんなで歌ってる、とってもうれしいこと
ブレックファストクラブの感想で「明日からいつもの僕ら、明日からちがう僕ら」っていうのを見かけたときからほんとにそうだよって思ってて、ド根性ガエルも一話終わってもいつものヒロシ、終わるとちがうヒロシ、というのが描かれてていいなとおもいます
たまには焼肉食べないとな〜 今日の夜は鯛入りの笹かまとカッテージチーズを食べました

土曜日の夜９時くらいに最寄り駅の周辺を歩いてたら痛快ウキウキ通りが流れてて嫌だった こんなところで流さないでほしい 15才のときこの曲をうすら寒いと思いながら聴いてた日、18才のとき何も間違ってないと思いながら聴いてた日、20才もうお願いだからやめてくれと思った日

乃木坂のドキュメンタリー映画がよかった、ひとりの女の子の春を強烈に消費している
松村沙友理が例のスキャンダルの件ではじめてメンバーに面と向かって説明する懺悔のシーンで松村が涙を拭いてたのが綺麗なレースのハンカチとかじゃぜんぜんなくてスポーツタオルだったのがよかった、あと紅白確実！って言われてたのにスキャンダルのせいでダメになったあとのメンバーの表情がホンモノだった
スキャンダルのことはメンバーみんなかなり怒ってて、ショックすぎて逆に客観視しかできない、ちょっとおもしろがってる、みたいな雰囲気が見てとれたのがかなり心当たりがある光景だった
みんな掬い上げられてここにいるという気概なんだな、選ばれたからとか報われたからとかでなくて

高校生のとき、紅の豚を観て、最初の画面いっぱいに海が映ったところで、これはイタリアの海で空気は乾いてて太陽のにおいがするのがいっしゅんでぜんぶ分かって嬉しかった
今年の春に観た花とアリス殺人事件は、わたしが知ってるけどまだだれにも言ってないこと、ひとの心がわずかに動く瞬間が映ってて、ほんとうにうれしかったんだよね

今日の昼にバケモノの子を観て、めちゃくちゃいい映画でどろどろになるまで泣いてしまったけど、関係ないひとが作った関係ない映画だった
去年の夏の思い出のマーニーの10倍おもしろい映画だったけど、思い出のマーニーのほうが好きな映画、関係ある映画だったから

夏はいやですね、冬生まれだから夏はアウェーで、まあまあ高いサングラス買ったんだけど鼻が低くてすぐずり落ちるね
ジュリアロバーツが「整形しないことはキャリアの終焉を意味する」って言ってたけどマジでそうだよ、美しくなりたいのと美しくなければならない、とでは訳が違うんだよ 優勝しなきゃ意味ないとおもいます

ひとと会ってお酒を飲んで、そのあとお茶して、帰り道に音楽を聴いたら「こころがこもってる」って思ったんだよなあ
音楽でも映画でもいいけど、「こころがこもってる」みたいな次元のことしか感じられなくなったら感性の終わりじゃない？とおもってそのあと落ち込んだ
あんまり音楽聴いてない

今日は阪急でサンダルを買って、パロアルトストーリーを観た いい映画だったけど、あんまりピンとこなかったな エマロバーツのきれいなお顔
パーティを抜け出して木にハートを掘って、あの夜に戻りたいって言ったときのエイプリルの表情
誰も何も成長してないし、ちょっとずつ傷ついてヒリヒリしただけ、こういうところに落ち着くのがコッポラの映画ってかんじがあるね

このまえ天王寺に行ったからメゾンカイザーでパン買ったらめちゃくちゃ美味しかった、THE うまいパン みたいなパンだった
明日とか、明後日とか、いくらでもいいけど今日よりちょっとだけ良くなればいいな
見せびらかすための筋肉じゃなくて、ほんとうの筋肉をつけなくちゃ

水曜日はやっとやっとマッドマックスを観にいけたのでした
いままで、というか大学入ってからとくに、わたしが感動してきたものや憧れてがんばったものと相手とのそれが全く異なることを薄々感じるたびに悲しくなって、結果的にそういうひととはなかなかうまくいかないことが多かったんだけど、マッドマックスはかなりローコンテクストな映画だったから観たひと全員と感動を分かち合えてすごくうれしかった、こういう映画を手放しでおもしろいと言えるのかうれしい

今日は放課後に堀江に行って、パンカフェのフィセルでごはんを食べた フィセルは店長のドキュメンタリー番組をみてからずっと行きたかった
すごくすごく感動して、信じられないくらい美味しかったのでまた行きたい お気に入りの人を連れて

好きなものにしか興味がない体質が加速してて、もともと好きなものにしか執着しない、好きなひとしか遊びに誘ったりできないんだけど今はもうほとんどのことに興味がないからマッドマックスの話しかできない

このあいだ、いろんな文明は進化しているのに傘はぜんぜん進化してないという旨の話をされてなんとなく嫌でした
やっぱり偽物で人の心は動かないのでわたしもほんとうに感心したことしかひとに話さないようにしてるけど、「お前の話べつにぜんぜん気ぃ利いてへんからな」と思った
わたしも同じようなことを話してるとおもう

ちょっぴり忙しくて何もかもうまくいかないけど、お気に入りのひとと落ち合ってご飯を食べたりお茶をするだけで元気がみるみる湧いてくる
ひとりだとこんなことはありえないのですごい

高校生のころから、とても辛かった日は自分を労わるために小沢健二のおやすみなさい仔猫ちゃん！という曲を聴いて眠りについてたんだけど、ひさしぶりにその曲を聴くとつらかったことが走馬灯のように蘇ってきてかなりえづいた
もうずっと、しょっぱい思いをしてるし、しつづけてるから、いたずらに若さに憧れるひとは嘘くさいなあ

今日は関西大学に行った、キャンパスを歩くとchilってかんじ、私立の大学はいいなあ
日曜日は朝にサンデージャポンと上沼恵美子のクギヅケを観てお昼を食べに出かけてデカイホームセンターとか行って、パン屋行って帰ってきて真相報道バンキシャ！みたいな生活したいけどそういうわけにもいかないですね
大学の生協でタイのるるぶ買って、部屋のいちばん目立つところに飾ってある、これがこの部屋ひいてはこの生活のお守りみたいに存在してる
カオニャオマムアン