新しい神様たち

新しい神様たち

今朝はたけくらべのロケハンに行った
一葉の旧居留地に行って、お墓も拝んできた
吉原の大門、お歯黒溝があったであろう場所、見返り柳はどこにでもあるただの柳だった
軒先の桶に一輪の造花がさしてあることのドラマ、たけくらべは本当に思い入れがあって暗唱できるようになるまで読み込んだ でもやっぱりどうでもいいストーリーだなと思う こんなに退屈な短編の小説が現代で認知されてる&こんなに地味な女性がこの国の紙幣の肖像に採用されていることの素晴らしいこと
わたしの住まう国のセンスのいい部分
乳と卵を読んだことがたけくらべに出会うきっかけだった 「本当のことを教えて」という緑子に対して「本当のことって必ずあると思うでしょう、でも本当のことがないという場合もあるのよ」のようなことを言って諭すシーンが好きです

せっかくなので浅草寺でおみくじを引くとこれ以上悪いことはないだろうというような結果だった


オカキョン展にはフリッパーズギターが解散したときの各界の著名人のコメントが寄せてある雑誌なども展示されていて嬉々!(わたしが5年くらい地味に探してても見つからないものなのでこれはすごいこと!)
フリッパーズギターは性格もわるいし、態度もでかいし解散して当然だとか言われててとっても&とっても&とっても良かった
この度の展示会に寄せられたオザケンのセンテンスもすごくよかった、LIFEの発売2週間前に行った旅行のことからテイラースウィフトのことまで、このひとは何でこんな風に冷めた感覚のまま人のこころを温めることができるのだろうね、ずっと好き
90年代が終わって今まで岡崎京子も小沢健二も片目を失うような出来事があったのかもしれない

三日間は総じてたのしかった 新しいこと、面倒臭いこと、普通のこと、嫌なこと、がっかりなこと、各種あった
そんなことよりも小山内りなぱんに会った、今朝小山内りなぱんの手書きのブログを読んで嬉しくてこれに匹敵する生命力とチャーミングさをわたしは知らないと思った
新しいことが懐かしいことに負けてはならないぞ、ということです
これからは行動力があること、意外とフットワークが軽いことをみんなに見せていきたい
あと今日樋口一葉の墓の前で誓ったんだけど、やっぱりあと4、5年で死にます!死なせてくれ!

name
email
url
comment

NEW ENTRIES
転職(03.23)
年末年始は中東へ行った(02.03)
cash rules everything around me(10.28)
弾丸バンコク(10.18)
made my day(10.06)
君のいちばんになりたい(07.08)
フレシノがニューヨークに発つ理由(06.23)
ノーフューチャー(06.09)
ハワイ(04.15)
ここいちねん(03.10)
RECENT COMMENTS
ARCHIVES
RSS
RSS