ファーストデーなので放課後張り切ってリチャードリンクレーターの「BOYHOOD」を観に行った
邦題は「6才の僕が、大人になるまで。」
小さな恋のメロディとかムーライズキングダムみたいな映画だとなんとなく予想して観たんだけど、ぜんぜん違う、これ、今まで観た映画体験のなかで最高だ!
橋本愛ちゃんが咄嗟にいちばん好きな映画でこれを言うのも頷ける…
とくに泣き所とか山場とか何もないんだけど、3時間ずっとダラダラ泣いてしまった
ひとは簡単に感受性を失ったりしないんですよ、誰もお前の感受性を死なせたりできないんだぜ 主人公だから この映画の主人公だからだよね
この映画に関してはほんとうに、語るべきがないというか、でもそうは言いながらもたぶん誰かと観に行ってたら帰りにファミレスで深夜まで好きなシーンを言い合えてしまうような
本当に本当にこの映画が好き
どんな理不尽な状況があっても、悩ましい家庭の問題も、好きな子に振り向いてもらえないこと、彼女を奪われたのが彼女の不誠実さだと思うこと、はじめてのビールはじめてのマリファナはじめてのセックスも、そんなことが主人公の心に影を落とすようなことはきっとない
主人公ということの何たるかを知りました
昔流行った動画で「赤ずきんと健康」ってので、「アイムア主人公 だから多少の無理をしたって大丈夫 すぐには飲み込めない状況もハッピーエンドへの道」っていうのもあながち不条理でもないかもしれません
朝財布に15000円あって、夜のかえりぎわにスーパーに寄ったら財布に2000円しかなくて(お金って湯水のように消える)、2000円しか買えない慎重になろう本当に欲しいものだね…と思いながらした買い物の内容
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