身体ごと物語を捨てる思い

身体ごと物語を捨てる思い

今日一日なんだかテーマパークにいるみたいだったな、とてもっていうほどでもないけど楽しかった
グランカルビーに並んだり、ブルックリンチャームでオリジナルアクセサリーを作ったり古い映画を観た

午前十時の映画祭のスタンドバイミーを観た、観たあとちゃんと午前十時の映画祭のホームページにある学生レポートを一通り読んだけどどのレポートも及んでないな、と思いました
というのも、この映画が心に落としていくものを言葉にしようとも及ばないんだと思う、わたしには「12才のころのような友達は二度とできない」に頷きながら涙ぐめる体験がない、ささやかな冒険の一日とか、無いよ、小さな世界に閉じこもった日々をどこか羨ましく思う自分、無いね
この映画をみてノスタルジーに浸る才能が無かった
みんなと同じ気持ちになれなくて悲しかったけど、そういう挫折感もなんとなく気持ちよかった
目標ができて、その目標に向かって苦悩しながらも前進し、その過程で成長を経て、やっと目標を達成できても、目標を達成したあとの世界の展望は淋しいもので、得られた成長も、そもそも目標さえも取るに足らない陳腐なものだったことをはじめて知る
そういう挫折がなんとなく小気味良かった

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